AF-S DX NIKKOR 10-24mm f/3.5-4.5G EDは望遠端でフードが短い?
2018-02-21


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小湊鐵道飯給(いたぶ)駅でキハ211を撮ったとき、最初列車が遠いのでAF-S DX NIKKOR 10-24mm f/3.5-4.5G EDの望遠端24mm(35mm版36mm相当)で撮って、途中で広角端の10mm(35mm版15mm相当)にズーミングして撮った。

そうしたら、その間約1秒しか違わないのに、写りが全く違う。

24mmで撮ったものはフレアっぽくてゴーストも出ている。10mm側の方はぱりっとしたニコンらしいコントラストの写真だ(自分としてはもう少しコントラストが低くてもいいと思う)。

これはおそらくAF-S DX NIKKOR 10-24mm f/3.5-4.5G EDのフードが24mm側では長さが足りないんだろうなと思う。

AF-S DX NIKKOR 10-24mm f/3.5-4.5G EDには、HB-23というバヨネット式の花型フードが付属している。AF-S DX NIKKOR 10-24mm f/3.5-4.5G EDは、ズーミングで鏡筒が前後するものの、フードはレンズ先端に固定されていてズーミングしてもフードの深さが変わるわけではない。高級なレンズの中には外側の鏡筒にフードが固定されていて、内側の鏡筒がズーミングで前後することで、望遠端では深いフード広角端では浅いフードとなるものもある。AF-S DX NIKKOR 10-24mm f/3.5-4.5G EDはそんなに安いレンズではないものの、焦点距離からすると安い方のレンズに入るので、そういった対策はしなかったんだろう(レンズ設計上の問題もあるし)。

フレアっぽいのはあとから修正が可能だが、ゴーストはハレ切りしないとあとで修正するのは難しいので、これからは24mm側ではハレ切り等に注意したい。冬の斜光線で24mm側ばかり使うときは伸縮できるラバーフードとか蛇腹フードを用意してもいいかもしれない。

フレアっぽいのは、Photoshop Elementsでレベル補正するだけで下の写真のようにコントラスト高くできる。

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【写真上】小湊鐵道キハ211(飯給駅):Nikon D300S、AF-S DX NIKKOR 10-24mm f/3.5-4.5G ED、Nikon NCフィルター、HB-23フード、24mm(35mm版36mm相当)、F8、1/160秒、手持ち撮影、絞り優先AE、ISO-AUTO(ISO 200)、AWB、ピクチャーコントロール:ポートレート、マルチパターン測光、51点AF-AUTO 、高感度ノイズ低減:標準、(JPEG画像をリサイズのみ)

【写真中】小湊鐵道キハ211(飯給駅):Nikon D300S、AF-S DX NIKKOR 10-24mm f/3.5-4.5G ED、Nikon NCフィルター、HB-23フード、10mm(35mm版15mm相当)、F8、1/250秒、手持ち撮影、絞り優先AE、ISO-AUTO(ISO 200)、AWB、ピクチャーコントロール:ポートレート、マルチパターン測光、51点AF-AUTO 、高感度ノイズ低減:標準、(JPEG画像をリサイズのみ)

【写真下】小湊鐵道キハ211(飯給駅):Nikon D300S、AF-S DX NIKKOR 10-24mm f/3.5-4.5G ED、Nikon NCフィルター、HB-23フード、24mm(35mm版36mm相当)、F8、1/160秒、手持ち撮影、絞り優先AE、ISO-AUTO(ISO 200)、AWB、ピクチャーコントロール:ポートレート、マルチパターン測光、51点AF-AUTO 、高感度ノイズ低減:標準、(JPEG画像をPhotoshop Elementsでレベル補正してリサイズのみ)

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