世の中ほんとにデジカメばかり
2006-03-22


昨日の祝日にお出かけして大混雑の中、他人様のカメラが目に入る。ほとんどがデジタルカメラですねぇ。特に一眼レフで銀塩の人は少ない。コンパクトタイプもカメラマニアではないお年寄りの方がフィルムカメラをお使いになっているのを見るぐらいで、若い人から壮年に掛けてはフィルムカメラはほとんどいない。「写ルンです」も急激に減ったように思う。

そんな人ごみの中で、なにやらくるくると巻いているあやしい手の動きを発見(笑)。見ると、20代の女性がヤシカエレクトロ35のフィルムを巻き取っていた。おおすごい、私もヤシカエレクトロ35持っていますよなんて声を掛けそうになったが、やめておきました(笑)。つけている速写ケースがうちにあるものと違うタイプのものだった。

また、別の20代の女性はシルバーのニコンF60にAF Nikkor 28mmF2.8をつけていた。うーん、広角単焦点レンズというところが私のツボにはまりました(笑)。最初はD50のシルバーかと思っていたのだが、正面にF60と書かれていた。F60って今から見るといいカメラだった。ペンタダハミラーではなくちゃんとガラスプリズムを使っていて、今の廉価デジタル一眼レフよりもファインダーはマシだった。発売当時はCPU内蔵レンズでないと露出計が作動しないのでバカにされていたが、今出ているニコンのカメラは大半がそうなってしまっている。

どちらの女性もカメラマニアという感じではなく、女性同士のお友達と来られているようだった。フィルムの将来はキミたちに掛かっている!頑張ってフィルム使おうぜ!と演説したくなりましたが、やめておきました(笑)。

マニアではない普通の人々がフィルムをどれだけ使ってくれるかが、フィルムの将来を決めるのだろう。

[カメラ・写真]
[フィルム・銀塩]

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