Ai AF Nikkor 18mm F2.8Dやテレコンバータなど生産終了リストに
2006-04-12


4月11日、ニコンの生産終了リストに以下のレンズ等が新たに掲載された。

Ai Micro Nikkor 200mm F4S(IF)が2つあるのは、ニコンの元の一覧になぜか2つ書いてあるため。元のページが修正されたら、こちらも直す予定。

テレコンバータが生産終了になったのだが、このテレコンバータは汎用性が高く、AFレンズにつけてもMFで使えたのだが、 現行のAF用のテレコンバータはAF-S・AF-Iレンズ専用なので、それ以外のレンズには使えない。

Gタイプレンズもそうだが、どうしてこういう汎用性の低いものばかりにしていくのか分からない。 AF-S VR Micro Nikkor ED 105mm F2.8G (IF)にしても、絞りリングのないGタイプでなく、絞りリングのあるDタイプにしておけば、ベローズや接写リングにつけて使えるのに、Gタイプにしたばかりにボディに直接付けて使うほかなくなる。 AF-SやVRという付加機能が使えなくても、ベローズや接写リングを用いた使い方をしたいときにGタイプだとできないのである。電気的に連動したベローズや接写リングを用意しているのならよいが、そうでないのにマクロレンズをGタイプで出す真意がわからない。

そういうニコンのラインナップの疑問は、Ai AF Nikkor 18mm F2.8Dの生産終了にもある。このレンズはAPS-Cサイズの撮像素子を持つニコンDXフォーマットのデジタルカメラで、27mm相当の画角のレンズである。 高価なレンズなので、買う人も少ないかもしれないが、DXフォーマットで28mm付近の単焦点レンズがないというのがわからない。 Ai AF Nikkor 18mm F2.8Dを生産終了にするのなら、手に入りやすい価格の"AF DX Nikkor 18mm F2.8G"とか出すべきだと思う。

Ai AF Nikkor 28mm F1.4Dの生産終了にしたって、42mm相当のF1.4の高性能レンズがなくなってしまうことになり、何を考えているのだろう?と思ってしまう。 SIGMA 30mm F1.4 EX DC HSMは、ニコンのAi AF Nikkor 28mm F1.4Dにはとても及ばない性能であり、しかも、シグマは135フルサイズ用の各社50mmF1.4と比較してコマ収差が少ないとか言っている。 シグマの28mmF1.8シリーズ(現行品はSIGMA 28mm F1.8 EX DG ASPHERICAL MACRO)のコマ収差の無さからすると疑問のレンズ構成だ。そういう意味でもAi AF Nikkor 28mm F1.4Dは、いつかは買うぞ、という目標のレンズだったのに。


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