富士写真フイルムのフィルム愛好家向け予約購読冊子、「フィルム&イメージ」の第4号(2006夏)が届いた。
今号の内容は、
など。
フジカラーPRO400については、現行のNew PRO400(*)はいいフィルムだと思うが、常用するにはちょっと値段が高い。冊子では、PRO400の空の青さが好みのように書かれていたが、もっと安いコニカのJX400で同じような空の青さが出ていた。しかしコニカミノルタがフィルムから撤退した今、手持ちのコニカミノルタのISO400ネガがなくなったら、New PRO400使うしかないのか。New PRO400はフィルムとしては文句ないいいフィルムだと思うが、ランニングコストと富士純正処理のデジタルプリントがネックだ。コニカミノルタのフィルムと純正のアナログプリントが気に入っていただけに残念。
* いつのまにかNew PRO400の呼称がPRO400になっているのだろうか。それでは旧製品と区別付かない。販売する側は旧製品の在庫がなくなれば区別する必要はないのかもしれないが、ユーザーは現像済みのPRO400とNew PRO400が手元にずっとあるのだから、区別する必要性が存在する。データシートは新発売時のNew PRO400表示のままだが。
「レンズの愉しみ」は、主観的でもいいから、もう少し突っ込んだ説明が欲しい。「仕上がりは、やわらかいボケが美しく、しかもコントラストが高めでスッキリとヌケのいい描写が得られます。さすが世界のツァイス、『写真をよく知っている』という印象。」って書かれても、これ、ツァイスのかわりにニコンとかライカとかコニカミノルタとかペンタックスとか何入れても成立するような(笑)。○○に比べてどうとか書けないんだろうか。立場上書けないのなら、ピントリングの感触がどうとか、金属の感触がどうのとか書いておけばいいのに(笑)、フィルム会社だからそういうわけにもいかないのか。なんか中途半端な記述の感じ。
そして何度も書いてしつこいのだが(笑)、いくらいいフィルムとやわらかいボケが美しいレンズを使っても、プリントがデジタル処理のガチガチでエッジの立ったカクカクでべったりしたものだと、全然意味ない。そのうち、アナログプリントは、コダクロームの現像みたいに、日本で1箇所世界で3箇所とかになるのだろうか。笑えない冗談だ。
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