GR DIGITAL、アダプター+フィルターにキャップ
2006-08-11


禺画像]

GR DIGITALは普段はフィルターをしていないのだが、バーベキューのときとか夜店をうろついたりするときは、油などが飛んでくるので必ずフィルターをつける。ご存知のとおりGR DIGITALの鏡筒には直接フィルター枠がなく、ボディについている外爪バヨネットにアダプターという筒を取り付けてその先端のフィルター用ネジにフィルターをねじ込むようになっている。

それで、何度か書いたが、Kenkoの銀枠37mm径デジタルカメラ用のプロテクトフィルターを使用している。しかし、これ、キャップがないので、夏の汗ばんだ自分の腕がフィルターにくっついて、気がつくとフィルターが曇っていたりする。夏の汗なのですぐにきれいに取れなかったりする。しかも、こういう焦点距離の短いレンズは、レンズやフィルターの汚れがかなり画質に影響する。そこでフィルター使用時に使えるレンズキャップがないか探してみた。(*)

しかし、37mm径用のレンズキャップは見つからない。39mmなら銀塩のレンジファインダーレンズ用のが使えると思い、37mm→39mmのステップアップリングを探したのだが、ない。37mmのステップアップリングで一番小さいものは46mmにするものだった。仕方ないので、Kenkoの37mm→46mmというステップアップリングとハクバの46mm用キャップを買った。

ちなみに37mm→52mmというステップアップリングも持っているが、これだとアダプター筒の直径よりもフィルターの方が大きくなってしまう。46mm径だとアダプター筒の直径とほぼ同じ。

このハクバのキャップは、キャップの中央に擬革というかビニルレザーみたいなものが貼ってあって趣味が悪いかとも思ったのだが、GR DIGITALのグリップのラバーの模様も革っぽい模様なので、意外とマッチしている。フィルターが銀枠なのでちょっと変な感じだが、37mm径のKenkoのプロテクトフィルターは銀枠しかないのだ。アダプターに直接ステップアップリングをつけて46mmのプロテクトフィルターを使えば、もう少ししっくりくると思うが、46mm径のフィルターを買わなければならないし37mmのフィルターが余ってしまうので当面写真のような感じでいくつもり。

とりあえずこれで夏後半の夜店はオーケーだ(笑)。でも、鏡筒先端に直接小さな径のフィルターがつけられる方がベストなのだが。それだとそのまま胸ポケットに入るからだ。アダプター経由のフィルターだとGR DIGITALがポケットに入らないので、胸から下げざるを得ず、結果キャップも必要になる。

【追記:2006年8月17日】
フードを使えば、腕の汗がフィルターに付くのを防げるが、専用フードは使わない。なぜなら、専用フードを付けると内蔵フラッシュがケラレるからだ。アダプターだけでも近距離でケラレが発生するが軽微で、1m以上離れるとほとんどケラれない。専用フードを使うと内蔵フラッシュは使えなくなってしまう。そこで外部フラッシュとしてニコンSB-30とか使うとますますGR DIGITALの軽快さがスポイルされる。フラッシュは常用するわけではないが、逆光時や手前と背景の輝度差が大きい場合に使うことがある。さすがにフード病の私でも実用性の低いフードは使わないのだ。

[カメラ・写真]
[GR Digital]

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