ペンタックス、Photokina 2006に中判デジカメとデジタル専用レンズを参考出品
2006-09-22


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ペンタックス、Photokina 2006に中判デジカメとデジタル専用レンズを参考出品 〜中判デジカメは撮像素子を3,000万画素に変更(デジカメWATCH)

いよいよ中判デジタルも本格化してきた。デジタル化が進行し始めた当初は、フィルムは画質で大丈夫と言われていたが、135版(ないしAPS-C)でデジタルが画質を上げてきてからは、中判フィルムが残ると言われていた時期もあった。ところが、カメラボディが大量に普及している135よりも、もともと使用者の少ない120や220の方が危ないのかもしれない(特に220)。フォーマットサイズが大きい分有利なはずなのだが、もともと135に比べて使う人が少なく、使っていたプロやハイアマチュアと呼ばれる人たちの利用も減ってきたのだろう。

アサヒカメラの今月号(2006年10月号)で、写真家の北井一夫氏が「アサヒカメラなんかの読者欄を見ると、銀塩やモノクロがなくなることを心配しているけど、あまり心配することないよ。いざというときは自分でつくることもできるわけだし、小さなメーカーがやめたメーカーの権利を買ってやるんじゃないかな。インターネットで販売するとかね。」と言っている。そうだといいのだが。コニカミノルタがフィルムやカラーメーターの技術や権利を売ったという話は聞かないしなぁ。

このペンタックスの中判デジタルカメラでブローニーフィルムは止めを刺されるのか。しかし、3000万画素ともなると、スペックの低いパソコンでは画像を扱うのはかなり苦しいだろう。そういった部分も含めて考えると、135やAPS-Cなどのデジカメに比べて敷居が高いかもしれない。まあ、いまは安いデスクトップPCもあるから、問題ないか。

話は変わるが、これだけ大きな撮像素子が可能ならば、135フルサイズの実現上のネックってなんなのだろう。マウントと従来レンズの光束と周辺画質なのか。キヤノンやコダックは135フルサイズを出している(た)のだが。


写真は記事とは関係ないが、公園でみつけたきのこ。もっと近づいて撮ってもいいのだが、なにせ28mm相当なので、アップにしようとしてレンズにきのこがくっつきそうになるので(笑)、この辺でやめた。詳しくないので、きのこの種類とか食べられるのかなど不明。GR DIGITAL 28mm相当、マクロモード、プログラムAE、-0.3EV。

[カメラ・写真]
[フィルム・銀塩]

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