ニコン D80 ブラケット撮影でMFニッコールを使う(デジカメWATCH)
2006-10-25


インプレス デジカメWATCHの「気になるデジカメ長期リアルタイムレポート」D80の最終回は「ブラケット撮影でMFニッコールを使う」だ。
ニコン D80【最終回】ブラケット撮影でMFニッコールを使う(デジカメWATCH)

D80のファインダーの大きさやMFニッコールを使う上でのヒントが書かれている。

しかし、ファインダー倍率が他機種に比べて高いとはいっても、0.94倍は35mm一眼レフ(135)に換算すると0.94倍/1.5=0.627倍となるわけで、やはり小さい(1.5はフォーマットサイズの関係で画角が135サイズのの1.5倍になっているため)。もとのフォーマットが小さいとどうしても小さくならざるを得ない。またファインダーの倍率だけでなく、スクリーンでのピントのつかみやすさも大事だ。K100Dは視野率96%で倍率0.85倍なのだが、店頭で一目見ただけでD80よりもピントが見やすいのがわかる。ニコンはもう少し研究して欲しい。ニコンにはF6やFM3Aのような見やすいファインダーが存在するのをみると、おそらくどうやればピントが見易いかなんて百も承知の上で、何らかの理由で敢えてこのファインダーにしているのだろう。そういうところが不満だ。

この記事は、非CPUレンズでD80を使う上で「マニュアル露出オートブラケット」の利用を提示している。なるほど、そういう手があったか。

作例にMFレンズのNikkor 35mm F1.4、Nikkor 85mm F2、Nikkor 50mm F1.2、Zoom-Nikkor 43-86mm F3.5、Nikon LENS SERIES E Zoom 36-72mm F3.5、Nikon LENS SERIES E 100mm F2.8、MIR 20N 20mm F3.5、Kiyohara Kogaku VK50R 50mm F4.5があがっている。

私としては、K100Dぐらいのファインダーと価格で、MFレンズで露出計が作動するニコンのデジタル一眼レフを待つ。レンズラインナップによってはAPS-Cサイズのフォーマットでもいいが、現状の単焦点広角レンズのラインナップならば、「フルサイズ待ち」でもある(フルサイズの場合はK100Dの価格では無理だが)。いますぐ必要なわけではないから気長に待ちますよ、ニコンさん。待っても、廉価機ではあくまでも非CPUレンズで露出計不作動のような気もするが…。

[ニコン]
[カメラ・写真]

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