ニコンF100は結構電池を食うカメラだ。1月に買ってから何百本も撮っているわけではないし、MFレンズを使うことも多いのに、もう4回も電池を換えた。今回は、プレビューボタンを押していたら、Err表示がでて、プレビューが戻らなくなった(マウント内の絞り込みレバーが絞られる位置のまま)。それまで満タン表示だった電池残量マークが半分表示になってうんともすんともいわなくなった。一回電池を外してもう一回いれなおしたが、Errのまま。そこで、MB-15をつけてみたが、直らない。MB-15を付けてシャッターをレリーズしたら、1枚撮れて、プレビューは戻った。しかし、もういちど元のアルカリ電池4本にしてプレビューしたらやはりErrになりプレビューで絞りが絞られたままで固まってしまった。新しい電池を入れてもう一回シャッターをレリーズしたら、今度は撮影されずにプレビューだけ直った。どうやらプレビューはかなり電気を食うらしく、残量のない電池だと途中で止まってしまうことがあるようだ(電子プレビュー)。
F100の使用説明書には、単3形アルカリ電池4本か単3形リチウム電池4本しか書かれておらず、単3形ニッケル水素電池や単3形ニカド電池は使えるとも使えないとも書かれていない。単3形リチウム電池という単3形ニッケル水素電池よりもマイナーな電池が書かれていて、単3形ニッケル水素電池が書かれていないということは、単3形ニッケル水素電池は使わないでくれ、ということなのだろう。
なお、上記単3形アルカリ電池と単3形リチウム電池以外には、別売の3Vリチウム電池ホルダーMS-13を使うとCR123AまたはDL123Aリチウム電池2本を使うことができる。また、マルチバッテリーパックMB-15を使うと単3形アルカリ電池と単3形リチウム電池6本か専用ニッケル水素電池MN-15が使える。ここでも単3形ニッケル水素電池や単3形ニカド電池は書かれていない。
F100は、巻き戻しクランクもないので、電池がなくなって途中でうんともすんとも言わなくなると結構困る。いつも新しい電池を入れてやらないといけないようだ。
買った最初は単3形リチウム電池を入れていたのだが、結構早くなくなった。 それ以後はアルカリ電池を使っていたのだが、これでは電池代が掛かり過ぎる。説明書では触れられていないが、単3形ニッケル水素電池のeneloopを使うことにした。これなら、何組かeneloopを持っておいて、電池が減る前に充電済みのenelppoと取り替えて、前のeneloopは充電にまわせばよい。eneloopはつぎ足し充電OKと謳っているので、こういう使い方に向く。 単3形ニッケル水素電池は電圧が1.2Vなのでなにか不具合が出る可能性もあるのだが、しばらく使ってみることにする。
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