今週は忙しいのにそういうときに限って、ニコンがなんか発表したり、長年欲しかったレンズが発売されたりする(笑)。オマケに朝からアサブロサーバーが落ちてるし。アサブロはスパム対策機能を追加してからちょくちょく短時間落ちている。スパム処理のシステムに負荷が掛かっているのだろう。
さて、念願のCarl Zeiss Distagon T* 2/28 ZFを手にした。まずはピントリングの感触だが、世界の中古カメラ市で試作品を触らせてもらっときと同じで、非常滑らかだが少し重め。鏡筒やピントリングにガタなどはまったくない。
絞りリングも滑らかで、開放絞りのF2から最小絞りのF22まで半段ごとにクリックがある。これは好みの問題だが、一段ごとの方が、ファインダー内で絞り値が確認できないボディーの場合、カチカチという開放絞りからのクリック段数で即座に絞り値がわかるのでいい。半段ごとのクリックだと段数が多くて分からなくなってしまう。それに1/3段の微妙なリングのずらしも、1段ごとのクリックの方がやりやすい。
また「がちゃがちゃ」フォトミック等用の連動爪はF5.6の「.」に中心があるのではなく、若干最小絞り側に寄っている。爪がずれている理由についてはちゃーりー様のコメント参照。ちゃーりー様ありがとうございました。
レンズのコーティングはT*コーティングを名乗っているだけあって、反射も少ない。何枚ガラスが入っているのか分からない感じ。ただし、レンズを通してみた場合若干黄色がかっているように思う。実写でのカラーバランスは追って報告したい。
重さは、カタログ値で530gもあるのだが、不思議と持った感じは重くなく、カメラにつけても重いレンズをつけている感じがしない。バランスの関係なのだろうか。大きさの割りに重いレンズではあるのだが。
[LINK] (禺画像])フードはDistagon T* 2.8/25と共用のようで、裏側に「1:2,8/25 1:2/28」と刻印してある。これはプリントではなく、金属を彫ってその窪みに白い塗料を入れてあるものだ。フード、レンズともに文字はすべて刻印。フードの内側は反射防止の植毛が施されている。フードは装着すると撮影者側から見て正面上側にCarl Zeissの文字が来るようになっていて、いやでもZeissのレンズを使っていることを意識させられる(笑)。
先端のメッキのピカピカ部分だが、フードを装着してフィルターを付けるとほとんど見えなくなる。ちなみに、カメラ店がサービスで付けてくれたマルミのDHGプロテクトフィルターを付けると、前から見たときにCarl ZeissとかDistagon 2/28 ZFとかT*とかが少し見えにくくなってしまう。これは大問題だ(笑)。
とりあえず、報告第1弾はここまで。
【追記】
フードを付けた写真を追加した(Nikon F-301)。
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