今日は早めに更新。
4月9日の昼までは、ニコンのフィルムスキャナのドライバのMac OS X v10.5 “Leopard”対応について、ニコンは、
なお、下記の製品および対応ソフトウェア(一部の旧ソフトウェアを除く)につきまして、「Mac OS X v10.5」での検証を予定しています。と書いていたのに、4月9日の午後にニコンが発表したMac OS X v10.5 “Leopard”の対応に関する案内では、
下記のソフトウェアについては、対応する予定はございません。と書き換えられていて、COOLSCANシリーズのドライバであるNikon Scanには対応しないことになってしまっている。
Mac OS X v10.5 “Leopard” 対応についてのご案内(ニコン)
期待を持たせていたのだから、どういう理由で対応できなかったのかを説明して欲しいし、申し訳ないの一言ぐらいあっていいんじゃないのか。
はぁ〜。Windows Vistaが重くてパフォーマンスの悪いOSだから、Windows XPのあとはMacintoshにしようと思っていたのに。Nikon ScanがWindows Vistaには対応したことは既に記事にした(ついにWindows Vista対応Nikon Scan 4 Ver.4.0.3キター! ― 2007年12月12日参照)。ところがMac OS X v10.5 “Leopard”に対応しないとは。これじゃ、XPをずっと使い続けるほかなさそうだ。
マイクロソフト自身もVistaがイマイチなのを認め始めているぐらいなのになぁ。Microsoftが超低価格PC向けにWindows XP Homeの販売期間を延長(元麻布春男の週刊PCホットライン-PC Watch)参照
というか、このままではフィルムスキャナ自体がなくなってしまいそうだ。やはりパソコンの周辺機器という位置づけだとどうしてもOSのバージョンアップ等の影響を受けてしまう。スタンドアローンで自前でモニターをつなげられるフィルムスキャナとか出ないとどうしようもない。でもそんなの無理だろう。
VueScanというサードパーティ製のドライバだと様々なOSが動いて、ニコン純正ドライバのNikon Scanよりも細かな設定ができるという。サードパーティにできて、なぜ天下のニコンにはできないのか。きちんと説明して欲しい。それともMac OS X v10.5 “Leopard”に対応した新しいフィルムスキャナを出してくれるというのだろうか。フィルムスキャナの未来は一気に暗くなった。
【関連追記】
ニコン、Mac OS X v10.5 “Leopard” 対応について(追記あり) ― 2007年11月12日
【関連追記ここまで】
【さらに関連追記:2008年4月21日】
COOLSCAN V ED が生産終了リストに ― 2008年04月21日
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