再編・統合の対象となる会社は、株式会社栃木ニコンプレシジョン、株式会社水戸ニコンプレシジョン、株式会社仙台ニコンプレシジョン、株式会社蔵王ニコンの4社であり、本年10月1日をもって会社分割および合併により、(株)栃木ニコンプレシジョンと(株)蔵王ニコンを存続会社として再編します。新会社の詳細は今後検討していきます。今日付の日刊工業新聞によると、水戸ニコンプレシジョン(茨城県那珂市)と仙台ニコンプレシジョン(宮城県名取市)の工場を閉鎖するらしい。
[URL]ニコン、精機部門を抜本改革−水戸・仙台の2工場を閉鎖
ニコンが精機部門の抜本的な構造改革に踏み込む。09年度内に半導体・液晶露光装置用ユニットの生産子会社、水戸ニコンプレシジョン(茨城県那珂市)と仙台ニコンプレシジョン(宮城県名取市)の工場閉鎖を含め、国内生産にかかわる約2900人のうち約800人を削減する。(1面参照)
今後、半導体関係を熊谷製作所(埼玉県熊谷市)や栃木ニコンプレシジョン(栃木県大田原市)に、液晶関連を横浜製作所(横浜市栄区)や蔵王ニコン(宮城県蔵王町)に集約。10月1日付で生産子会社4社を2社に再編する。露光装置需要急減による精機部門の赤字が全社業績の足かせになっているためだ。
さらに米国とドイツの子会社を縮小、シンガポール子会社の機能を台湾に移管するなど、国内外の販売・サービス人員約1700人のうち約200人の削減も決めた。
(掲載日 2009年05月27日)
【追記ここまで】
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