ということで行ってきたのは長野県南佐久郡川上村川端下の廻り目平キャンプ場だ。なんか空いていて特定されそうだったので伏せていた(笑)。
ここは数年ぶりに来たのだが、天気が悪いせいか平日のせいか、非常に空いていた。最初にここに来たのは1985年頃だろうか。設備など昔からほとんど変わっていない(手入れされていてきれいなまま)。昔からここはロッククライミングするような人やキャンプに慣れた人が多かった。以前はバイクのツアラーもよくいたのだが、今回は3日間で1台も来なかった。もうオートバイは流行じゃないのかもなぁ。
ここは金峰山荘という宿泊施設が管理事務所を兼ねているので、キャンパーも大人400円子ども300円で金峰山荘の大きなお風呂に入れる(キャンパーは12:00〜19:00まで)。もちろんコインシャワーもあるが、ここは大きなお風呂がよい。ただし、石けんもシャンプーも備え付けのものはないので、持参するか買うしかない。
禺画像]今回は天気が悪かったので、車で隣村の南相木村まで行ってみた。目的は「滝見の湯」だ。これが結構よかった。金峰山荘のお風呂は普通の水だが、ここ滝見の湯のお湯は「単純温泉(低張性弱アルカリ性低温泉)」だ。料金は、大人350円 小人(4歳以上)250円と金峰山荘よりも安いのだが、ちゃんとリンスインシャンプーとボディソープが備え付けられている。まあ、山小屋が発展した形の金峰山荘と日帰り入浴施設を比較してはいけないのかもしれないが。
あと、滝見の湯には食堂があって、平日も営業している。ここでお昼ご飯を食べた。名産のそばのほかになぜかハワイ料理のセットがある。金峰山荘は以前は夏期の平日も食堂をやっていたように記憶しているのだが、今回行ったら宿泊客以外のお昼ご飯は土日祝日のみ営業になっていた。なんだかフェードアウト気味だ。1990年代には外にあったソフトクリーム売り場も金峰山荘事務所に併合されたようだし。まあ売り場が変わっただけでソフトクリームは買えるし、1985年頃に比べて何も後退していないのでよい(お風呂が増築されてよくなった)。そうそう、滝見の湯って隣村だけど、廻り目平から22kmぐらいあるので車でも結構時間が掛かる。
ということで、キャンプする人間が減ってきたのか、たまたま天気が悪くて客が少ないときなのか、廻り目平の人気がかげってきたのか分からないのだが、廻り目平キャンプ場を応援したいので、記事にしてみた。
まあ以前のキャンプブームのときのような喧噪は勘弁なのだが、寂れてしまうのはもったいないので、もうちょっとみんなで利用して欲しいな。
禺画像]オートキャンプ場のように電源があったりするわけでも、炊事場が各所にあったりするわけではないのだが、ここは薪を売っていて直火が可能なので、たき火ファンにはお勧め。あと、テントを張るところも自由だ。ここからここまでの間なら好きに張ってね、というかたちだ。料金もテントの数に関係なく人数で決まるので、テント張り放題だし。といってもほとんどの人は1家族で1テントと1タープという感じだが。バックパッカーにはタープは無理だが、車で行く人はタープは便利だ。私も今回雨に降られたのでタープがあって助かった。タープの下が居場所になるからだ。
禺画像]写真の一斗缶改造のたき火釜と鉄板は持参したもの。一斗缶を東急ハンズで買って側面に穴を開けたもの。もう15年以上使っているが、まだまだ使えそうだ。
あと、携帯電話は、DoCoMoのFOMAプラスエリアとauの3Gはバリバリのアンテナピクト3本であることを確認した。
ということで廻り目平はクライマーでなくてもいろいろ楽しめると思うぞ(廻り目平キャンプ場の利用は予約不要、金峰山荘の宿泊は予約必要)。
【関連追記】
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