ようやくNikon 1 V1 + 1 NIKKOR VR 10-30mm f/3.5-5.6の作例だ。
みなとみらい(横浜市西区):Nikon 1 V1、1 NIKKOR VR 10-30mm f/3.5-5.6、10mm(27mm相当)、F5.6、1/1000秒、ISO100、プログラムAEAWB、ピクチャーコントロール:ポートレート、Nikon NCフィルター、HB-N101
ちょうどCP+2016開催中の横浜みなとみらいを訪れたときの作例。CP+にはあえて行かなかった。事前登録で個人情報売り渡すのも嫌だし、お金払って匿名で入場するほど見たいものがあるわけでもないからだ。おなかいっぱい。
禺画像] 禺画像]さて、1 NIKKOR VR 10-30mm f/3.5-5.6なのだが、ワイド端の10mm(27mm相当)では少し絞っても(作例はF5.6)周辺というか中央の円以外の部分の解像が極めて悪い。悪い個体なのかと思って、ニコンの製品情報のMTFをみたら、60本/mmのグラフが四隅で0になっている。0だよ0。なんじゃこれ。[URL]参照。
禺画像]1 NIKKOR VR 10-100mm f/4-5.6の方はこんなに悪くなかったので、ニコン公表のMTF([URL])を見たら、広角端(ワイド端:10mm:27mm相当)では、1 NIKKOR VR 10-100mm f/4-5.6の方がMTF良いじゃないか。 1 NIKKOR VR 10-30mm f/3.5-5.6は、高倍率ズームに負ける標準ズームかぁ。
禺画像]キットズームの中央以外がこんな解像じゃ、がっかりする人が多いんじゃないか。だから新型1 NIKKOR VR 10-30mm f/3.5-5.6 PD-ZOOMに切り替えたのか。あれ?1 NIKKOR VR 10-30mm f/3.5-5.6 PD-ZOOMのMTFも1 NIKKOR VR 10-30mm f/3.5-5.6よりもすこしマシだけど、全体の傾向は同じだぞ([URL]参照)。
禺画像]もう1本所有の1 NIKKOR、1 NIKKOR 10mm f/2.8のMTFも見てみた([URL]参照)、最初にぴりっとしないと思った印象どおり、そんなに解像度の高いレンズではなかった。
禺画像]所有していない標準ズームの1 NIKKOR 11-27.5mm f/3.5-5.6のMTFを見てみると([URL]参照)、なんとこっちはちゃんと解像しているグラフになっている。薄型単焦点レンズよりもいい写りじゃないか。
禺画像]結局、所有3本の1 NIKKOR中、27mm相当では高倍率ズームの1 NIKKOR VR 10-100mm f/4-5.6が一番よく写ってることになる。1 NIKKOR VR 10-30mm f/3.5-5.6じゃなくて1 NIKKOR 11-27.5mm f/3.5-5.6を買うべきだったのだ。いきなり標準ズーム沼へご招待かよ。
まあ、MTF曲線がすべてではないのだが、少し絞っても四隅が解像していない1 NIKKOR VR 10-30mm f/3.5-5.6にはがっかりした。もうちょっと調べてから買うべきだったなぁ。
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