石廊崎へ行ってきた(その2)
2017-03-13


禺画像]
ノーマル状態だ。このノーマルのサスペンションは、2人乗りを考慮した設定のように思う。一人で荷物無しで乗っているときよりも、荷物積んで二人乗りのときの方が舗装路ではサスペンションがマッチしているように感じるからだ。DT200Rの方が大きな段差のあるところを早く走れる足回りだったと思うが、高速道路や峠などではふわふわして舗装路には向いてなかった(ブレーキ掛けるとフロントがノーズダイブした)。CRF250Lの足回りは、舗装路のコーナリングでは十分に踏ん張る設定だと思う。特に荷物が多いときに合っていると思った。自分のCRF250Lには、キジマのリアキャリアをつけて、GIVIのB47というトップケースを付けていることが多いので、その分の重さで丁度いいセッティングなのかもしれない(ビール飲みすぎで自分の体重も増加傾向だし…)。

ただ、CRF250Lの舗装路でのコーナリングは気に入らない。なんか曲がらない感覚があるんだよね。高速道路ではハンドルが振られないぐらいに直進性が高い。バイクが自分で真っ直ぐ進もうとする感じで、高速走行中にハンドルをわざと振ってもハンドルがそれに逆らって振れない感じ。舗装路の峠道ではなんかしっくりこない。リーンアウトがいいのかリーンウィズがいいのか(このバイクでリーンインはないと思う※)、いまだに舗装路のコーナリングで迷っている。曲がっているときの感覚は、大きな丸太に跨っている感じ。これ、よそ様のブログでそういう表現があって、そう、それだ!と思った表現。大きな丸太でローリングするような曲り方なのだ。自分としては気持ちヨーイングするような曲り方をしたいのに、バイクはヨーイングせずにローリングして緩やかに曲がっていく感じなので峠道では何か違和感がある。逆に高速道路ではインターチェンジのきついコーナー以外は向いていると思う。

※【追記:2017年3月16日】試乗インプレ「小林直樹のオフロードバイク・テイスティング ホンダ CRF250L」(2015年12月22日)を読むと、小林直樹氏は「リーンインで体をイン側に入れればマシンはスッと向きを変えていく。」と言っている。そうか、舗装路ではこのバイクはリーンインすると曲がるのか。次からそうしてみよう。【追記ここまで】

それで、フロントフォークをほんの数mm突き出すといいんじゃないかなぁと思い始めている。もしかしたら、うしろに大きなトップケース(GIVI B47)を付けている影響かもしれないが。あと、ハンドルの角度も納車時のままなので、ほんの少し手前に下げてもいいかもしれない。新車で買ってから2年ほど街乗り中心だったので、ノーマルから何も手を付けていない。

【CRF250L:エンジンについて】

CRF250Lのエンジンについて。このエンジンはロードバイクのCBR250Rと共通で少しセッティングが違えてあるだけのDOHC単気筒249ccのエンジンだ。DOHCなので、エンジンのヘッド部分が大きく、その分最低地上高が少し低くなっている。これが「ボテ腹」などと言われる所以。

ただ、エンジンのフィーリングは悪くない。単気筒としては驚異的に振動が少ない。特に4速60km/hぐらいの回転(5130rpmなのだそうだ)だと、滑らかで気持ちよくエンジンが回っている感覚がある。今回1日で朝から夕方まで400kmも乗っていたのだが、手が余り痺れていない。以前乗っていたバイクだったら白蝋病になるかというぐらい手が痺れていて、その痺れは翌日まで残った。それは他の単気筒250ccクラスのオフロードバイクに乗っていた友人も同じことを言っていた。しかし、その当時よりもはるかにオッサンになっているのに、帰宅してしばらくすると痺れも感じなくなっているのだから、すごく低振動のエンジンだと思う(老化して痺れも感じなくなっているんじゃないかというツッコミはやめてね)。


続きを読む
戻る
[その他]
[バイク]

コメント(全3件)
コメントをする


記事を書く
powered by ASAHIネット