サンワダイレクト、7,200dpi記録対応の35mm用オートフィルムスキャナ「400-SCN061」。5.9万円(デジカメWatch)
2022-06-13


禺画像]

なかなか更新できずすまんです。

デジカメWatchによると、サンワダイレクトから7,200dpi記録対応の35mm用オートフィルムスキャナ「400-SCN061」が、5.9万円で販売されるらしい。
サンワダイレクト、7,200dpi記録対応の35mm用オートフィルムスキャナ「400-SCN061」。5.9万円(デジカメWatch)
フィルムスキャナ 35mm ネガ デジタル化 ポジ対応 高画質 自動送り 7200dpi CCDスキャン ゴミほこり傷補正機能付き:400-SCN061(サンワダイレクト)

利用者の減少に追い討ちを掛けるように原材料費の高騰、さらに円安でどんどん値上げになる写真フィルム界隈だ。その写真フィルム画像のデジタル化に必要なスキャナが一時よりもクオリティの高い製品が少なくなってきていると感じていた。コンパクトデジタルカメラが内蔵された製品を「フィルムスキャナ」と呼んで売っていたりするからだ。

今回のサンワダイレクト「400-SCN061」はどうなのだろう。

赤外線でホコリや傷を検知し自動で補正する「傷ごみの除去」(傷補正)機能を搭載している。 スキャン速度の目安は、カラー/傷補正機能有効で、600dpiで約52秒、3,600dpiで約6分、7,200dpiで約25分。35mmフィルムなら6コマ、マウントフィルムなら4コマを同時にスキャン可能。

と、あるので、おそらくラインセンサでスキャンしているのだろう。

別にラインセンサでないといけないと思っているわけではなく、コンパクトデジカメでデュープしたような画像だとフィルムの良さが出ないので、せめてラインセンサでスキャンして欲しいなぁと思っていたのだ。ラインセンサでなくても、APS-Cサイズや35mmフルサイズのデジタルカメラとマイクロニッコールのようなマクロレンズでデュープした画像でも良いと思う。ただ、それだと既に持っている人以外は機材にお金が掛かりすぎる。だから、こういうおそらくラインセンサで赤外線でゴミ・傷補正機能のあるフィルムスキャナはありがたい。

たださぁ、「600dpiで約52秒、3,600dpiで約6分、7,200dpiで約25分」って1コマでそれだけ掛かるのかな。4コマとか6コマとか書いていないから、ゴミ・傷補正処理も含めた1コマのスキャン時間だよね。

自分の使っているNikon SUPER COOLSCAN 5000 EDは、Digital ICE使用でもそこまで時間掛かってない。
【追記】SUPER COOLSCAN 5000 ED 主な仕様によると、「スキャン時間約20秒(35mmフィルム、MA-21使用、4000dpi) 」とあり、ゴミ取り傷取り機能を使う場合にはPCの能力に左右されるが、それでもSUPER COOLSCAN 5000 EDは4000dpiで1コマ60秒とかは掛かっていないと思う。【追記ここまで】

だとすると、この400-SCN061と同じぐらいの値段で売られていた、Nikon COOLSCAN V EDが製造販売終了になったのは惜しいよなぁ。

なお、Nikon SUPER COOLSCAN 5000 EDやNikon COOLSCAN V EDをWindows10で動かすには、VueScanのドライバ(試用版でも可能)を利用する。
Nikon SUPER Coolscan 5000EDのドライバが当てられなくなる ― 2021年07月14日参照。

【追記:2022年6月15日】タロウカジャ様のコメントみっち様のコメントから、このサンワダイレクト400-SCN061は、plustek OpticFilm 8200i Ai フィルムスキャナーの同等品である可能性が高そうです。情報ありがとうございます。OpticFilm 8200i Ai は2012年発売なので、既に記事にしていた。
Plustek、赤外線によるゴミ・キズ補正機能付きフィルムスキャナー(デジカメWatch) ― 2012年02月28日


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