遅れてしまったが、ニコン「Z7」「Z6」に最新ファームウェアが来たようだ。
ニコン「Z7」「Z6」に最新ファームウェア バルブ・タイム撮影時のExif誤記に対応(デジカメWatch 折本幸治氏 2025年5月14日 12:47)
ニコンは5月13日(木)、ミラーレスカメラ「Z7」「Z6」の最新ファームウェアを公開した。
バージョン番号は「Z7」「Z6」用ともに3.80。
更新内容は「Z7」「Z6」で共通。バルブ撮影・タイム撮影時に生成するExifデータを正しいものへと修正する。具体的には、バルブ撮影・タイム撮影で長時間露出を行った際、Exifに誤ったシャッター速度が記録される現象に対応した。
今回もやっぱり、Z6やZ7に「半押し拡大解除(MF)」のファームアップはないのね。まあメモリーに余裕がないとか、いまさら新機能(というよりはあって当たり前の機能だと思うが)を入れるわけにはいかないとか色々あるんだろうけど、残念だ。Z6やZ7が最新機種である内に「半押し拡大解除(MF)」を入れて欲しかったな。
なお、「半押し拡大解除(MF)」とは、フォーカスモードをマニュアルフォーカスに設定して拡大表示している場合に、シャッターボタンを半押しして拡大表示を解除できる機能のことだ。これまでのニコンZマウントボディは、拡大を解除するには拡大したときにボタンをもう一回押さなければならなかった。私は構図を決めてから拡大ボタン(Fn2 ボタンに割り当てている)を押して解除せずにそのままシャッターを切っているが、これが半押しで解除されればどんなにいいことか。この仕様を決めたときに社内からは異論が出なかったのだろうか。ニッコール千夜一夜物語の佐藤治夫さんや大下孝一さんをはじめとして、ニコンにはご自身で写真を撮っている方が多いので、拡大ボタンをもう一度押さないと拡大解除できない仕様が撮りにくいことは社内から相当指摘があったはずだと思う。
ともかくも、今回はもうファームアップがないのかなと思っていた、ニコンZ6とZ7に新しいファームウェアアップデートが来たので素直に喜ぼう。
写真は記事とは関係ない。
写真は、田中長徳著「GR読本2 21ミリ欧州大決戦編」(2002年 アルファベータ刊)だ。みっち様のコメントで、この本を20mmや21mm撮影の参考に購入されたとのことだったので、私も買ってみた(2002年の刊行なので古本)。私のはサイン本ではなかったが、ビニルも付いたままの(写真の右上の線はビニルの皺が写っている)比較的保存状態のよい本がそこそこの値段だったので買った。ビニ本ですな(違)。
まだじっくりと読んではいないのだが、ぱらぱらとめくっただけでも、さすが田中長徳氏。これは買ってよかった。「東京ニコン日記」とともに枕元に置いて寝る前に読もう。
みっち様、情報をありがとうございました。
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