ニコンは、インターネットによる修理受付け「Web修理受付け」を開始した。
インターネットによる修理受付け「Web修理受付け」を開始しました(ニコン)
最大で3つの製品を一度に登録して、故障の状態を登録すると、概算の修理費用を表示される。宅配修理サービス、サービスセンターへの持ち込み、サービス部への送付修理からコースを選択するらしい。なお、Web修理受付けを利用できる製品は、機種を選択する際に表示される製品に限られるとのこと。
プレミアム会員でログインしてみて利用できる機種を確認してみた。現在のところ、
フィルム一眼レフでは、
F100,F3,F4,F5,F50,F6,F60,F70,F90X,FE10,FM10,FM3A,New FM2,U,U2,Us
なぜかF80が含まれていない。
デジタル一眼レフでは、
D1,D100,D1H,D1X,D200,D2H,D2Hs,D2X,D50,D70,D70s
となっている。他にもレンズやアクセサリーもある。
直接サービスセンターに持ち込んだり、送りつけたりする場合との違いやメリットが分かりにくい。特に、サービスセンターに直接持ち込む場合にはなんでこのようなWeb上の登録が必要なのか分からない。その場で実機を見て見積もりしてくれるし。おそらくWeb上で修理の進行状況を確認できるということなのだろう。その辺の説明をもうちょっと工夫すべきだろう。そのうち登録しないと修理受け付けてくれなくなる前触れなのだろうか。
また、ここにはWeb登録の資格の言及がないが、プレミアム会員のログインボタンしかないということは、2001年5月以降に発表された製品で「カスタマー登録はがき」が同梱され、商品IDが記載されているカメラを所有していることが条件になっていると思われる(ニコンイメージング プレミアム会員登録参照)。したがって、F3とF5しかもっていない人が、F3の修理をWeb修理受付しようと思ってもできないことになる。もっとも2001年5月以降発売の安いコンパクトデジカメさえ持っていればプレミアム会員になれるのだが。
【追記:2006年3月31日】
ログインしなくても「修理受付はこちらから」をクリックすれば先へ進むようだ。昨日の最後の段落の部分は間違い。ログインすれば住所などの入力の手間が省けるというだけのようだ。
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