三脚アダプターAH-2とAH-3
2007-10-04


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三脚アダプターAH-5が生産終了になっていたことは前に書いたが(ニコンの三脚アダプター AH-5が去年のうちに生産終了になっていた ― 2007年09月15日参照)、そのAH-5が売っていないか何軒か中古カメラ屋を覗いてみたが、AH-5はなかった。しかし、F3用モータードライブMD-4用の三脚アダプターAH-2が売っていたのでゲットした。

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三脚アダプターAH-2とAH-3は、モータドライブやF-301/F-501のように電池収納の関係で三脚穴が真ん中に来ていない機種で、三脚穴を真ん中に持ってくるために使うものだ。

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三脚アダプターはAH-3を既にF-501用として持っていて、AH-3はMD-4用でもあるので不要のようにも思われる。しかし、下の写真を参照すればわかるように、ジウジアーロデザインのMD-4からAH-3がはみ出ているのが美しくないし、使っていて出っ張りが気になる。F-501やF-301に使う分にははみ出ないので問題ないのだが。

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そこでMD-4用のAH-2が欲しくなってきたのだ。また、りー様からF-301を戴いたので、AH-3を使うボディが3台になったので付けっぱなしにしたりするためにもうひとつ三脚アダプターが欲しくなったという理由もある。

AH-2はモータードライブMD-4、MD-11、MD-12、MD-15用で、F-301やF-501には使えない。AH-3はMD-4、MD-11、MD-12、MD-15、F-301、F-501用となっている。AH-3の方は取り付けネジが外れるようになっていて、それぞれの三脚穴が異なるのに対応できるようになっている。なお、F-301用、F-501用と書いたが、厳密にはF-301とF-501のMB-3とMB-4用と言うべきか。というのは、F-301は国内向けには単4形電池が使えるMB-4が標準装備で発売され単3形用のMB-3はオプションであった。F-501はオートフォーカスで電池を消費することから単3形のMB-3が標準装備でMB-4がオプションであった。輸出向けのF-501にはMB-4が標準装備のものもあったようだ。そのMB-3とMB-4は三脚穴の位置が異なるので、AH-3はモータドライブ用の穴とMB-3用、MB-4用の穴が開いている。

またAH-3は三脚の雲台に付ける方の穴も三箇所あって、これは接写装置PF-1、PF-2、PF-3、PF-4とフォーカシングステージPG-1とPG-2とそれぞれのカメラとの組み合わせで三脚穴がきちんとセンターに来るようになっている。AH-3の説明書に組み合わせ表が載っている。これを見ると、複写装置やフォーカシングステージという別のアクセサリーを認識させられ、さらにアクセサリー地獄へと落ちる仕組みになっている(笑)。

AH-3は結構奥が深いのだ。その点AH-2はシンプルでデザインも素晴らしい。ただ、AH-2をMD-4に付けると端までAH-2が覆わないのでなんかちょっと変な感じもする。そうするとコマ速アダプターMK-1の方がかっこいいのではないかというさらなるアクセサリー地獄へと落ちてしまうので、考えないようにしているのだが、考えてしまう(笑)。

なお、AH-3は随分前に新品でヨドバシカメラで購入。ただし当時メーカー在庫切れで入荷まで2ヶ月ほど待たされた。

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