Carl Zeiss Distagon T* 2/28 ZF 初撮り&作例
2007-11-05


禺画像]

ようやく忙しいのが一段落した。Carl Zeiss Distagon T* 2/28 ZFの作例も現像が上がってきた。

フィルムは富士のセンシアIII(RA)だ。本当はセンシアの前にコダクローム200(KL)で1本撮ったのが初撮りなのだが、まだ現像が上がってこないので、こちらを初撮りということにした。

Carl Zeiss Distagon T* 2/28 ZFは絞り開放からシャープだ。非球面レンズを使っていないのに、これはすごいことだ。レンズの全長が長いのも、非球面レンズを使わないで球面レンズで同等以上の性能を出すためだと考えれば、レンズが大きいのも納得できる(笑)。ただ、絞り開放だと周辺光量が若干不足する。F4まで2段絞れば目立たなくなる。

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気になっていた色味の傾向だが、たしかに若干黄色味があるように思うが、空の青さが出なかったりするような感じではない。センシアIIIで日中撮影したものは濃い青空がきちんと出ていた。人物などの顔を見ると若干黄色が乗っているのが分かる。ISOの推奨範囲に十分入ったうえでほんの少し黄色に寄っているという感じ。手持ちのレンズでは、マクロアポランター125mm F2.5 SLの方が黄色い。Distagon T* 2/28 ZFのカラーバランスは個人的には問題なし。ちなみに作例は両者とも夕方なので黄色っぽさの参考にはなりにくい。すまん。

ボケが分かるような作例ではないが、ボケもスムーズできれいだ。そのうち、SIGMA 28mm F1.8 AsphericalとAi Nikkor 28mm F2.8Sとで比較テストをしてみたい。

とりあえず報告第一弾。


写真上:横浜みなとみらい、Nikon F100、Carl Zeiss Distagon T* 2/28 ZF、F5.6AE、中央重点測光、Fuji Sensia III (RA III)、Nikon Super Coolscan 5000ED

写真下:横浜みなとみらい2、Nikon F100、Carl Zeiss Distagon T* 2/28 ZF、F2開放AE、中央重点測光、Fuji Sensia III (RA III)、Nikon Super Coolscan 5000ED

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