Nikon D3は基本感度がISO200とは気がつかなかった
2007-12-20


欲しくても買えないニコンD3。でも記事があるとつい読んでしまう(笑)。個人的にはあの値段は出せないので、視野率100%でなくてもいいから、135フルサイズの廉価版ニコンFマウントデジタル一眼レフを待つ身である(悲)。

【伊達淳一のデジタルでいこう!】ニコンD300〜ボクがD300を買った理由
で、伊達氏がD300を買われた理由を書かれている。私は広角レンズ派なので、レンズラインナップが広角単焦点レンズに不利なDXフォーマットは買わないと決めているので、他に何が優れていようが動揺しない(はず)。

読んでいて、D3やD300の基本感度がISO200であるということに今更ながらに気づいた。高感度に強いという点にばかり目が行っていたのだが、基本感度も上がっていたのか。うーん。

(4)FXフォーマットのD3を買ったら欲しくなるのが、コシナのツァイスレンズ群。MFレンズではあるが、憧れのツァイスレンズがフルサイズでどんな描写をするのかをぜひ味わってみたくなる。「レンズ情報手動設定」でレンズの焦点距離と開放F値を入力すれば、CPUを内蔵していないMFレンズでもボディに絞り値を伝達することができ、マルチパターン測光を利用して撮影できる。また、85mm F1.4や50mm F1.4などの大口径レンズを絞り開放で撮影すると、被写界深度は針の先ほどに狭いが、ライブビュー機能を使って液晶モニターの拡大表示を見ながらMFすれば、狙った場所に確実にピントを合わせることができる。ただ、D3の基本感度はISO200と高いので、晴天屋外でこうした大口径レンズを絞り開放で使うと、シャッター速度の上限にぶち当たってしまい、NDフィルターを併用しないと露出オーバーになってしまう。基本感度がISO200と高いという点はD300も同じだが、画角が狭くなるD300だと、MFしてまでツァイスレンズを使おうとは思わなかったりする。

GR DIGITAL II も基本感度が初代のISO64からISO80になっていて、あのコダクローム(KR、PKR)やフジクロームT64と同じISO64というのが渋くて気に入っていたのに、ISO80なんていう半端な(64も半端といえば半端だが)感度なんて嫌だなぁ、と思っていたのだ。しかし、ISO100ではなくてISO200かぁ、たしかに日中大口径単焦点レンズを絞り開放で使うのにはきつい。でも日中に大口径単焦点レンズを絞り開放で使う方が異常なような気もする(笑)。選択肢は多い方がいいから、基本感度が高いというのはたしかに選択肢が減るので困る。

今後は高感度は1段分画質が劣っているけど基本感度が1段低いなんていうラインナップも考えて欲しい。でも需要ないか。デジタル一眼レフは撮影途中で撮影感度が自由に変えられるのが強みだが、逆に仕様の範囲外には変更できないのがネックだなぁ。フィルムカメラは撮影途中に感度は変えられないが、1本撮りきるか途中巻き戻しをして、別の感度のフィルムに買えれば自由に感度変えられるからなぁ。フィルムの選択肢が減ってきているのがネックだが。特に低感度のフィルムが少なくなってきているのがきつい。こう考えると、やはりフィルムとデジタルとは別物で、代替するんじゃなくて両方とも残って欲しい。

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