富士フイルムが以前海外でのみ発売していたネガカラーフィルム、FUJICOLOR PRO 160 C PROFESSIONALを使ってみたつづき。なお、PRO 160Cはいまでも富士フイルムの国内サイトのフィルムラインナップには載っておらず、一部店舗のみでの発売になっている。私はヨドバシカメラで買った。
前の記事にも書いたが、富士PRO 160CはReala Aceと似た傾向だ。ただ、PRO 160Cの方はパープルに被ることがある。曇り空がパープルに被ったりして怪しい雰囲気になる(笑)。空がパープルになるのはこのフィルムに限ったことではなく、以前富士のカラーネガを常用していたときによくそういう色になっていた。富士によくある傾向だ。だからパッケージに紫色が入っていると勝手に解釈していた(笑)。こういうパープル被りのときは色々いじるのは面倒なのでスキャン時にDigital ROC(退色補正)を弱く掛けると簡単になおる。PRO160Cの変な色を楽しみたい方は、そのままで(笑)。
それで、このフィルムがいい感じに写るのは、新緑などの緑色ではないか。作例は、鎌倉の高徳院(長谷・大仏)入口の苔である。実物もきれいな緑色だったが、実物以上に鮮やかに写っているような(笑)。リアラエースもそうだが、富士のフィルムは緑色がきれいだ。だからパッケージが緑色だと勝手に解釈している(笑)。パープル被りをDigital ROCで解消すれば緑色のきれいなISO160フィルムとして使える。
鎌倉・高徳院:CONTAX G1、Carl Zeiss Biogon T* 21mm F2.8、F5.6AE、+0.7EV、Kenko L37 Super PRO、FUJICOLOR PRO 160 C PROFESSIONAL、Nikon SUPER COOLSCAN 5000 ED、Digital ICEあり、ROC・GEMなし
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江ノ電・嵐電スタンプラリー ― 2010年04月14日
FUJICOLOR PRO 160 C PROFESSIONAL Data Sheet(英文、454KB、PDF)
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