3号機の爆発と原発問題(武田邦彦教授)
2011-05-13


更新が遅れてすまぬ。カメラ関係のネタがあったのだが、どこのサイトに元ネタがあったのか分からなくなったので違うネタで。

科学者の日記110513  3号機の爆発と原発問題(武田邦彦教授)

原発について、日本人記者などを集めた記者会見が延々と行われていますが、わたくしは、これは政府が福島県やその他の地方の被曝の問題が深刻なので、それを隠すために行っている情報操作とも考えられます。

今、大切なのは「長期間続くと考えられる国民の被曝」に対する至急の対策であって、できるだけ早く福島や近県をクリーンにするために何とか日本全体で福島や近県を手助けすることだと考えています。

しかしその力が出ないのは、まだみんなが福島原発のことが気になり、議論がそちらに行っているというのが私の見解です。

・・・・・・・・・

また、神奈川県の茶葉がセシウムで汚染されていたように、汚染は少しずつ外に広がっています。

これを何とかして止めなければなりません。ドンドン拡がったら、日本の農作物は食べられなくなるからです.

魚も油断できません.

その意味で、ウシや瓦れきを全国に持って行って処理することは全く非常識な行為であり、校庭の表土を天地替えすると地下水が汚れますし、汚染された汚泥をセメントで固めたりすると、それがどこに行くか判りません。

家畜を24都道府県に移動させる計画は、「産地」が判らなくなるという点で、日本の食材にさらに打撃を与えるでしょう.

原発の情報に気を取られると、日本がすっかり汚染列島になってしまうのが危険です.

[その他]

コメント(全2件)
コメントをする


記事を書く
powered by ASAHIネット