Nikon Df 後藤哲朗氏インタビュー(digitalcamera.jp)
2013-11-26


お陰様でニッコールは80周年で8,000万本になったわけですけど、実際には使えていないじゃないかと。本当につかない、ミラーアップしないと使えないものもありますが。昔のレンズも使えるようにしなきゃいかんと。爪を可倒式するということを、ふと思い出したんですね。メカニカルにできるかどうか考えると、そう難しいことではない。お金はかかるんですけど。それをやれば、昔の非Aiレンズも生きてくる。

調べますと、確かにへっぽこなレンズもありますけど、銘玉といわれ、本当にそうだと思われるレンズもある。それを救い出して、レンズ遊びもできる。昨今、ミラーレスでレンズ遊びが流行っているけれど、一番レンズ遊びができないのは、ニコンなんですね。46.5mmとフランジが長いもんですから。他社のメーカーは絶対使えませんので、せめてニコンの昔のレンズだけもつかればいいんですけど。

しかも、クラッシックな形をしていますから、昔のレンズが、まあ似合うんですよ。

河田氏
昔は非Ai改造をやってましたけど、いまははなくなっていますけど、いま中古のお店にある非Aiレンズは安い。だが、Dfがでますと使えますから、買うなら今ですね。

後藤氏
ちょっと面倒くさいですよ、ワンクッションいるんで。でも、多少の手間くらいは許してくださいよ、と。

読んでいるとちょっと欲しくなってきたんだけれども(笑)、やっぱりシャッターユニットとかAFユニットとかファインダーとか残念な部分もあって、「カメラの基本部分」がどうも納得できないんで踏みとどまっている。D700とかD800でまったりと撮れないのかというとそうでもないと思うからだ。D4センサーのカメラがこの値段でというと惹かれるが、だったらもっとそのセンサーを活かす「基本部分」に拘って欲しかったなぁ、と。結局このカメラはフィルムを捨ててデジタルカメラに乗り換えた(る)人のカメラなんだなぁと思った。


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