R.W.C バイク用ナビRM-XR550XLインプレその1
2016-10-03


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RM-XR550XLにはUSBの充電可能な端子があるが、USB接続時はゴムカバーを外さないといけないので防水機能がなくなってしまう。バイクに付けて電源供給する場合はクレードル経由が想定されている。USB端子はバイクからナビを外して自宅での充電時に使っている。ちなみに内蔵電池は購入時には58%充電されていた。

さらにちなみにナビの電源ON状態でWindows(うちの環境はWindows7 SP1 64bit)につなぐと、USBストレージにするかどうかとナビの画面に出て、ONにするとUSBストレージとしてPCに認識される。この状態ではWindows PCからファイルのコピーなどの操作ができる。ちなみにRM-XR550XLナビは、中身がAndroid4.4.2でプロセッサはQuadCore A33となっている。これって要するに5インチ防水Androidタブレットということだな。ハックしていろいろなアプリケーションが入れられるのかもしれない。

さて、このRM-XR550XLを語るときに避けて通れないのが、ホールド用台座(クレードル)の初期不良だ。初期の製品にこのクレードルの突起が甘いものがあり、走行中にナビを落下させて紛失したという事例が某アマゾンに書かれている。メーカーのR.W.Cは即座に対応して、つめのしっかりした改良版クレードルをすぐに用意した。RM-XR550XL及びRM-XR550STをご購入頂いたお客様へのお知らせ参照。

私の買ったものはすでに最初から改良版であった。このクレードルの脱着には注意点がある。必ず上を先にはめることだ。上部裏側に防水の接点があり、周囲をゴムで押しつけているので、先に下側を入れると上側がうまくはまらない。その状態だと固定用ネジだけでナビが留まっていることになるので、改良後のクレードルでもネジが緩むと即落下となる。ナビの上側を先にはめて改良後のホールド用台座の下側に当てると少し抵抗があった後にパチンとはまる。この状態だと固定用ネジがなくてもがっちり固定されていて落ちない。さらに固定用ネジを締める。外すときも上側を先に外す(ホールド台座の切り欠き部分に指を掛けて外す)。対策版のクレードルなのにちゃんと固定できないとかネジが合わないなどとインプレで言っている人は、ちゃんとクレードルにはまっていない可能性があると思っている。メーカーは、上側からきちんとはめるようにアナウンスすべきだと思う。

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↑上側から先にはめてきちんとクレードルにはまっている状態。固定ネジは撮影のためあえて締めていない。この状態だとくぼみに指を入れてもなかなかナビをクレードルから外せないぐらいだ。対策後の改良版クレードル。

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↑下側から先にはめて、上側がきちんとはまっていない状態。少し浮いているのがわかる。固定ネジは撮影のためあえて締めていない。この状態から固定ネジを締めるとネジの力で押しつけられて隙間が無くなるが、ネジを緩めるとまた写真のような状態になって、簡単に外れてしまう。対策後の改良版クレードル。ということで、上側から先にはめてきちんとはまっているか確認してから固定ネジを締めよう。これでほとんどの落下は防げるはずだ。

ただ、RM-XR550XLには、ストラップ用の穴などがないのが残念だ。改良後のクレードルに固定用ネジを締めていれば、即落下という事態は避けられると思うが、万一クレードルにちゃんとはまっていない状態で固定ネジが緩んできたら、もう落下しかない。そのためにはなにかワイヤーなどの安全機構が必要だと思うのだが、RM-XR550XLにはそういうものはない。そこが残念なところである。ストラップホールがあって、そこにストラップを通してミラーにでも掛けておけば最悪の事態は避けられるはずだ。RM-XR550XLの底のゴムカバーを止めている+ネジがあるので、そこになにか紐でも取り付けて落下防止用にしようかとも思っている。ただし、防水のゴムを止めているネジなのでなにか噛ませると防水性が落ちるかもしれないので悩みどころだ。


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