リコーGR再始動の第一歩「GR meet」が開催(デジカメWatch)
2018-05-03


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リコーGRシリーズのファンミーティング「GR meet」が4月21日に開催され、そのレポートがデジカメWatchに掲載されている。
リコーGR再始動の第一歩「GR meet」が開催 ファン100人とメーカー担当者が確かめ合った"GR愛"(デジカメWatch)

リコーGRシリーズは、28mmの広角単焦点レンズを基本に採用しつづけてきたコンパクトカメラで、銀塩時代から"高級コンパクト"と呼ばれるカテゴリーを代表する存在。1996年の「GR1」に始まり、2005年からは「GR DIGITAL」としてデジタルカメラでGRシリーズを展開してきた。現行機種は2015年7月に発売されたAPS-Cセンサー搭載機の「GR II」だ。

(中略)

しかしここ3年間のGRシリーズは、率直に言って元気が感じられなかった。GR IIは筆者を含むGRファンがカウンターカルチャー的に心酔していたであろう「不必要な新機種投入はしない」というポリシーには若干物足りなさを感じるレベルで、約10年続いた「GR BLOG」もGR IIの発売と同時期に終了。なんだか、一時代が終わったような寂しさを感じていた。

全く同感である。どうしてGR IIを発売するやいなや10年続いたGRブログをやめるのか、まったく意味が分からなかった。

多くのGRユーザーが期待した「GR III」の発表はなかったようだが、ここへきて急にこのようなイベントを開いたり、GR専用サイトを作ったり(GR official | リコー公式コミュニティサイト)、GRブログを再開したり(BLOGの一覧 | GR official | リコー公式コミュニティサイト)しているので、GRの何らかの後継機種を出すつもりになったことは確かなのだろう。ついでにいうと、GRブログで「えみっふぃー」さんが「えみ」さんに改名していたのはちょっと残念だった(笑)。ずっと「えみっふぃー」で通して欲しい。

GRの後継機種がなかなか出なかった理由は、ユーザーなりに推測すると、ひとつは単焦点レンズのコンパクトカメラが一般ウケしない、もう一つは価格が高いのでやはり一般ウケしない、機能的にはかなりの程度に達しているので新機能を盛り込むのが難しい、などが考えられる。

単焦点レンズ云々については、スマホのカメラがデジタルズームはあるにしても基本は単焦点だから、一般人に少しは浸透するんじゃないかな。デジタルズームならぬトリミングするにしても、スマホのデジタル画像よりははるかにトリミング耐性のある画像をGRは生成する。クロップ機能で35mm相当と47mm相当にも簡単にできるし。

値段の問題は仕方ないですな。ポケットに入る大きさでAPS-Cサイズのセンサーを持つデジタルカメラは唯一無二なので、ある程度の価格は仕方がない。ただ、8万円ぐらいまでに抑えないとさらに売れなくなる可能性はある。

新機能については、35mmフルサイズにすべきとか、防塵防滴化とか色々言われているようだ。

単焦点レンズがついていて、レンズ交換式ではないので、センサーサイズは35mnmフルサイズに拘る必要もないと思う。むしろ、ポケットに入るというのがGRの最大の魅力なんだから、それが実現する範囲内でセンサーサイズを決めればよい。結論的にはAPS-Cのままでよいのではないかと思う。ポケットに入るままに35mmフルサイズ化が技術的に可能なのであれば、そうした方が高感度の画質はあがるから、そうする道もあるだろう。そういう技術的な問題と価格の問題の折り合いの付くところで決めて欲しい。

防塵防滴に関しては、個人的にはそこまでは求めない。GRは埃が入るということをときどき匿名掲示板で見かけるが、私はGRを胸ポケットに入れて持ち歩いていて、埃が入って困ったことはない。あまり絞らないから気が付いていないだけかもしれないが、F8ぐらいで使っても気にならないので実用上の問題はないと思っている。GR DIGITAL初代の時も同じように胸ポケットに入れていて埃が問題になったことはなかった。


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