今日はバイクネタだ。すまん。つい散財してしまった。以前から気になっていたスフィアライトのライジング2というLEDヘッドランプが「ブラックフライデー」とかでちょっと安くなっていたのだ。
長くなりそうなので結論から言う。Honda CRF250L(MD38)のヘッドライトにスフィアライトのライジング2 H4 4500K バイク用 SRBH4045(Sphere Light Rizing II H4 4500K for Motorcycle SRBH4045)を入れたが、暗くて使い物にならない。1万5千円損した(泣)。ということで、故障ではなく不適合だったのだが、荒野の故障ブログへようこそ(泣)。
ほかのバイクにRizing II H4 バイク用4500K SRBH4045を装着して明るく使えているものはあるようだ。他の方のブログや動画などでは純正ハロゲンランプよりも明るくなって照射範囲も広くなっているのを確認した。その上で購入した。
しかし、Honda CRF250LにRizing II H4 バイク用 SRBH4045を装着した例は見つからなかった。私がヒトバシラーになったというわけだ(泣)。他のCRF250Lユーザーが失敗しないようにここに詳しく書く。
【追記】なお、スフィアLED RIZING II 取付け確認車種一覧(2017年2月9日)PDFファイルにはCRF250Lは「取付け可能」として載っている。取付けは可能だが、灯体の反射に合っていなくて暗くて実用不能だ。車検があれば落ちてしまうレベルだと思う。【追記ここまで】
【写真1枚目】↑Sphere Light Rizing II for motorcycle H4 4500K SRBH4045(スフィアライト ライジング2)パッケージ
禺画像]【写真2枚目】↑Honda CRF250L(MD38)純正ハロゲンヘッドライトバルブ(Lowビーム時)、リコーGR WB「屋外」固定(5500K)で撮影
CRF250Lは、ヘッドランプがH4ハロゲンランプ(Lo:55W,Hi:60W)で、マルチリフレクターで反射する方式だ(ヘッドライトの透明部分にカットがあるのではなく、内部の反射板が細かい多面で構成されているタイプ)。
この純正ハロゲンランプの明るさに不満は全くないのだが、いまのオートバイってヘッドライトを点けっぱなしにすることが義務づけられていて、ON/OFFスイッチを付けることも禁止されている。法律改正前の旧型車でない限り、ヘッドランプはずっと点灯しているのだ。
それで、CRF250Lは直流車なので、メインキーをONにしただけでヘッドランプが点灯する。エンジンを始動する前からヘッドランプが煌煌と付いているのだ。そしてCRF250Lはメーターユニットも電気式液晶モニターなので、たとえば整備中に「いま総走行距離が何kmかな?」と思ってメーターを見てもキーを入れてONにしないと分からないのだ。たかが走行距離を見るだけなのに、ヘッドライト55Wが煌煌と照るのが嫌だった。
それで、発電量が十分で、アイドリングでも全然大丈夫というのならいいが、信号待ちでウインカーを点けてブレーキランプが点いた状態だとどうも充電ではなくバッテリーの貯金を持ち出しているようなのだ。ETCとナビ用電源を付けているからかもしれない。
だから、遠乗りしなくて街乗り数kmを週に1、2回というのが何週も続くと、信号待ちでウインカーを出してブレーキランプを点けていると点滅に応じてほんの少しだがヘッドランプが暗くなったり明るくなったりするのだ。
【追記:2020年5月11日】これの原因が分かった。バッテリー側の鉛の端子が酸化していたからだった。オフロードマシン総合誌 Go RIDE vol.6(ヤングマシン増刊2020年5月号) ― 2020年04月07日参照。サンドペーパーで磨いたら端子が明るい銀色になりそれ以降街乗りばかりで右左折信号待ちでもヘッドライトが暗くなったりすることはなくなった。鈍いグレーが鉛の色だと思っていたら、酸化していない鉛は銀色に光っているのであった。知らなかった。それまでは端子はきれいに拭いてはいたがずっと鈍いグレーのままでハーネスを付けていた。【追記ここまで】
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