さっき知ったのだが、Pioneerの光学ドライブがすべて「販売終了」になっているようだ。
Pioneerブルーレイドライブ
PCを買うときはなるべく光学ドライブ付きを選んでいたし、リビングのデスクトップPCなんかDVDマルチドライブとブルーレイ兼DVDマルチドライブの2つの光学ドライブを積んでいる。そして新しく買うときはなるべくPioneerの光学ドライブを選ぶようにしていた。
PIONEER BDR-XD08SV 外付型ポ ータブルBD/DVD/CDライター ― 2023年09月19日
そして、映画などもサブスクではなくなるべく円盤で買っていた。
しかし、記事にしようと思ってそのままになっていたのだが、実はPCでは4kのBlu-rayディスクはもう再生できなくなってきていたのだ。
DIGA DMR-BRW1000のBlu-rayドライブが故障して4k対応DMR-4T203を買う ― 2024年03月05日で買った4k対応DMR-4T203で録画した一部の番組が、Windows PCで再生できないので気づいたのだ。PCで再生できないのはすべて4k放送を録画したものだった。
【2025年最新】Ultra HD Blu-rayとは?おすすめ再生ソフトと再生できない際の対処法に「※2023年11月現在、Ultra HD blu-rayが再生できる市販 PC ソフトはございません。」とあるように、
1. 必要スペック
OS:Microsoft Windows 10
CPU:インテルCore iプロセッサー第7〜10世代(Kaby Lake〜Comet Lake)、Intel SGX機能に対応するもの
マザーボード:Intel SGX機能に対応したマザーボード
GPU:Intel HD Graphics 630、Intel Iris Graphics 640統合型
メモリ:6GB(推奨)
その他:インターネット接続
ざっと必要スペックを書いてみましたが、これは必須となります。
CPU は上記の物だけが再生可能であり、AMD 製の CPU では再生はできません。またマザーボードも Intel SGX 対応が必須で、外部ディスプレイに映像を出力する場合は、マザーボードの HDMI 出力が HDCP2.2 をサポートしている必要があります。
以上のような条件が、4k Ultra HD blu-rayを再生するのに必要だ。
詳しいことは後で書き足すかもしれないが、Windows11で4kは再生できないし、Windows10でもインテルCore iプロセッサー第7〜10世代(Kaby Lake〜Comet Lake)、Intel SGX機能に対応するものしか再生できないし、CyberlinkのPowerDVDもUltra HD blu-rayをサポートしなくなった。
これではだれもBlu-rayを使わなくなるし、PCでUltra HD blu-ray再生できないのであればBlu-rayドライブを買う人も少なくなる。最近は、売っているBlu-rayソフト(映画など)は、Ultra HD Blu-rayとBlu-rayの2種類のディスクを同梱して売っていたようだ。
ということで、今年の10月にはWindows10のサポートが終了するので、リビングのデスクトップPCも更新しなければならず、その際には必ず光学ドライブを積もうと思っていたので、Pioneerの光学ドライブ販売終了は辛い。
そのうちBlu-ray・HDDレコーダーも廃れていくんだろうなぁ。既にPanasonicがBlu-rayメディアの販売から撤退していて、これまで撮ったテレビ番組はせっせとPanasonicのBlu-rayに焼いて保存していたのだが、最近はSONY製のBlu-ray6倍速に焼いている。いつまでこの体制が持つか。老後は撮りためたBlu-rayやDVDを見て過ごそうと思っていたが、再生できなくなる日も近いのか。いっそのこと全部8mmフィルムに焼いてやろうか。そうしたらまだ再生できるかも(泣)。
【関連追記:16:46】
パイオニアが光ディスク事業から撤退。BDドライブ&ディスクは在庫限り(AV Watch 阿部邦弘 2025年5月2日 15:45)
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