富士フイルム、新設計の「フジカラー SUPERIA PREMIUM(スペリアプレミアム)400」新発売!
2008-12-18


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DNPセンチュリアが生産終了かと危惧されているこの時期に、富士フイルムが新しい写真フィルムを発売するようだ。
「フジカラー SUPERIA PREMIUM(スペリアプレミアム)400」新発売(富士フイルム)

富士フイルム株式会社(社長:古森 重驕jは写真フィルムの新しいラインアップとして、新設計の感光層により、ラチチュード(撮影露光寛容度)(*1)を広げることで露光オーバー時(*2)でも色をクリアに再現し、また、日本人の肌色をいきいきと美しく再現できる、35mmカラーネガフィルム「フジカラー SUPERIA PREMIUM(スペリアプレミアム)400」を平成21年3月初旬より発売します。

昨今デジタルカメラが急速に普及し、以前に比べて人々が写真を撮る機会が増え、写真がよりいっそう身近なものになっています。そのような中、「階調が豊かでプリントがキレイ」「奥行き感がある」といった特長を持つ写真フィルムはその良さが評価され、今も多くの方々から高い支持を得ています。また、アナログならではの味のある写真を楽しむトイカメラなどのブームにより、今までフィルムカメラを使ったことがなかった若い人たちにも、写真フィルムの魅力が浸透し始めるなど、新しい需要も生まれています。

今回発売する「フジカラー SUPERIA PREMIUM400」は、新設計の感光層の特性により、カラーネガフィルムの最大の特長であるラチチュードの広さをさらに拡大し、露光オーバー時でも色をクリアに再現し、表現力を高めることに成功しました。また、一般的な日本人の肌色に合わせて発色層のバランスを調整することで、日本人の肌色をいきいきと美しく再現することが可能となりました。さらに、高感度でありながら優れた粒状性とシャープで鮮やかな色再現も兼ね備えた、カラーネガフィルムです。

なお、一部のレンズ付フィルム「写ルンです」に使用している写真フィルムも、順次、「フジカラー SUPERIA PREMIUM400」に切り替えていきます。

富士フイルムはイメージング分野のリーディングカンパニーとして今後も写真文化の発展に貢献していくとともに、写真のすばらしさ、写真の楽しさを伝え続けていきます。

気になるのは値段なのだが、写ルンですの中身にも使うということはそんなに高いフィルムではなさそうだ。これは次の常用ISO400ネガ候補になりそうだ。

特長の「幅広いラチチュード」大歓迎。「 いきいきとした肌再現」、これは私がコニカのネガを使っていた理由だからこれも大歓迎。ネガカラーフィルムはスキャンしたときに粒状が目立つから、「きめ細やかな粒状性」これも歓迎。でもマネキンみたいに写るのはやめてね(笑)。「シャープで鮮やかな色再現」、や、やめてくれ。派手派手はデジタルカメラに任せて、フィルムは忠実再現系にしておくれ。最後の部分が心配だ。そして、12枚撮りがあるのがすごい。

でも、こんな時代に新フィルム発売の富士フイルムを応援するぜ!

【追記】
富士フイルムって、コニカミノルタがフィルム事業撤退の時もすかさずアナウンスしたし、今回の新フィルム発表もDNPセンチュリアフィルム生産終了の噂に合わせて写真フィルムがもう終わりのような雰囲気を打ち消すためにアナウンスしているような気がしてならない。頼むぞ、富士フイルム!

>「階調が豊かでプリントがキレイ」「奥行き感がある」「アナログならではの味のある写真を楽しむ」
分かってるんなら、アナログプリントを維持しなされ。デジタルプリントのコントラストパキパキ、彩度ガビガビのプリントをやめるようにきちんと指導しなされ。
【追記ここまで】

【関連追記:2009年7月3日】
富士フイルム SUPERIA PREMIUM 400 ゲット ― 2009年03月17日
富士SUPERIA PREMIUM 400を使ってみた ― 2009年07月03日

【関連追記;2009年9月25日】
Ai Nikkor 50mm F1.2 + 富士SUPERIA PREMIUM 400作例 ― 2009年09月25日

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