どうしてダイエーで優勝セールやってないのかなぁと疑問に思う今日この頃(笑)、皆様いかがお過ごしでしょうか。
絞り環のないニコンのレンズを買ってしまった。しかし、Ai連動する優れもの。まあテレコンバーターなわけだが。テレコンバーターTC-201Sを買った。TC-201Sは2005年にニコンがMFレンズやフィルムカメラを大粛正した際に製造中止になっている。
既にKenkoのデジタルテレプラス PRO300 1.4x DGX ニコン用を買って持っているのになぜTC-201Sを買ったのか。それは、1.4倍だとそんなに像が拡大された感じがしなくてその割りにテレコンバーターを装着した制約があるので、どうせだったら2倍のテレコンを買おうと思ったのだ。
ケンコーのデジタルテレプラス PRO300 1.4x DGX ニコン用は、ボディ内AFモーターも連動するしAF-Sなどのレンズ内モーターも連動する、もちろんAi連動もするし、VR(手ブレ補正)も連動する万能の優れものであった。しかも1.4倍なのでデジタルでも画質の劣化が少なめという評価であった。フィルムでもマスターレンズが優秀であればとくに破綻はしない光学特性であった。デジタルカメラを使う人にとってはデジタルテレプラス PRO300 1.4x DGXはExifに書き込まれる情報もちゃんと1.4倍にしたものになるのでさらに優秀なテレコンであった。
しかし、Ai AF Zoom-Nikkor ED 80-200mm F2.8D <NEW>とF100の組み合わせで使うとAFが突然大きく外れて復帰に時間が掛かるということが結構あった。
ケンコー デジタルテレプラス PRO300 1.4x DGX のオートフォーカス ― 2009年09月07日
ケンコー デジタルテレプラス PRO300 1.4x DGXのAF実写サンプル ― 2009年09月11日
それでデジタルテレプラス PRO300 1.4x DGX をAFで使うのはやめていたのであった。MFで使うのならフィルム派の私はExifとか関係ないからTC-14ASの方がよかったということになる。それでどうせなら1.4倍じゃなくて2倍の方がいいとTC-201Sを買ったのだ。
TC-201Sは、Ai連動しAi-Sレンズ相当の働きをする。具体的にはレンズの絞り環の切り欠きに連動してボディに伝達する。ほかに絞り連動レバーと開放F値連動レバーも伝達する。これでTC-201Sを装着してもNikon FAやF-301/F-501などでプログラムAEなども可能になる。ただし、TC-201SはCPUの情報も伝達しないし、ボディ内AFモーターの駆動軸伝達もないので、AFレンズでもAFは効かないし、CPUレンズでも非CPUレンズ扱いになる、もちろんVRも効かなくなる。要するにAi-Sレンズ相当になる。
TC-201Sは主にAi AF Zoom-Nikkor ED 80-200mm F2.8D <NEW>につけて使うつもりだが、これまではAFを使う関係からAi AF Zoom-Nikkor ED 80-200mm F2.8D <NEW>はF100で使うことが多かった。TC-201Sを付けるとピントもシビアになるしAFは効かないから、これからはF3 + MD-4でAi AF Zoom-Nikkor ED 80-200mm F2.8D <NEW>を使うことにしよう。
TC-201Sの実写レポートは次回以降にするとして、今回はTC-201Sと組み合わせ可能なレンズの情報をまとめておきたい。TC-201Sは焦点距離200mm以下のレンズ用とされている。300mm以上にはTC-301S が用意されていた。200mm以下でもTC-201Sに装着できないレンズがあるので調べた限りで以下に列挙したい。
TC-201Sで使用不可の主なレンズ(300mm以上は省略)所有のレンズの中では、Ai Nikkor 45mm F2.8PがTC-201Sに装着できなかった。指標に合わせてはめこもうとしても、装着できない。何かが当たっている。テレコンの前玉とAi Nikkor 45mm F2.8Pの後玉は干渉していない。TC-201Sの絞り連動レバーとAi Nikkor 45mm F2.8PのCPUが入っている黒い出っ張りが干渉しているような感じだ。テレコン付けると全長が長くなるが、Ai Nikkor 45mm F2.8Pはパンケーキなので90mm F5.6相当のレンズとして使えるかと思ったのに残念。
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